2015年3月24日火曜日
どんどはれ 感想
週刊少年ジャンプ2015年17号 特別読切センターカラー
『どんどはれ』 永田光起
ジャンプNEXT 2014年vol.5を読んだ方は見覚えがあるのでは?
永田先生が過去に書いた読切作品『D/A/D』(デッド オア アライブ オア デッド)の設定を色々変えて、『どんどはれ』として読切を描いたみたいです。
大きな変更点は、
・災厄を呼び寄せる体質 → 呪い(女の霊がとり憑いている)
・主人公の名前 (阿久間侠助 → 里屋賢治)
・獄卒鬼の名前 (お菊 → 炎花)
・主人公が小説家を目指している
・獄卒鬼になって闘う → 獄卒鬼の力の一部(鬼手錠)を用いて闘う
等です。
NEXT版と比べるとだいぶ変わってますね~作品名変わってるから当然といえば当然ですが。
基本的な目的である、延命するために闘うっていうは変わってないです。
漫画ならよくある主人公の語り?も読切版と変わってはいないのですが、主人公が小説家を目指してる設定や『どんどはれ』(おしまい)という物語風のタイトルをつけることにより雰囲気?が出てるなぁ、と感じました。
物語や絵、キャラクターはしっかりしていたと思いますが、戦闘シーンが見にくかったりするのが少し残念。
あと、なんかシャーマンキングに出てきそうだなぁと。
それともう一つ、、デフォルメされてる悪霊はいいんですがそのほかの悪霊が妙にリアルで怖いっていうか。まぁ悪霊だししょうがないんですけど。
総評として。。
読切としての出来はいいのではないでしょうか?
とても上手くまとまっていると思います。
呪いを解くために(延命するために)妖怪と戦うっていうのも分かりやすい目的ですよね!
永田先生の次の作品も楽しみにしてます!
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