第10回金未来杯エントリーNo.4 クラマの閃 感想

週刊少年ジャンプ2015年37・38合併号 第10回金未来杯エントリーNo.4

『クラマの閃』 及川友高

剣道漫画でした。

基礎を極めた先にある技の習得、今回であれば剣道の基礎である「足さばき」を極めた先にある「太刀足」の習得っていうのは個人的に好きです。

同じ剣道漫画の『クロガネ』では目の良さを活かした「剣さばき」と「体さばき」を強化していった(と思う)ので、その違う方面を極めた剣士が主人公っていうのも悪くはないと思います。

試合のシーンも良かったですね！見てて動きの流れとかを知識がほとんどない人が見ても理解できるってのは素晴らしいと思います。

ただ、主人公がイチコロイチロと呼ばれているって説明があったのにくじ運が超絶悪いから強者と一回戦で当たる。試合は接戦で負ける、ってそれイチコロじゃないやん！！(作中でもモブに突っ込まれてますけど)　っていうか、強者と接戦してるならそこそこ有名な気もするんだけどなぁ

悪くはないけどなんか地味・・・

って感じちゃいました。
漫画としては下手ではないと思うけどなんか物足りないんですよね～。なんなんだろう。。

題材の話をしてしまうと「相撲」であれだけ面白い漫画を連載してる先生がいらっしゃるのであまり強くは言えないですが、剣道って難しいですね。

金未来杯エントリーNo.4でしたが、いまのところ『GALAXY GANGS』がトップです。