2016年5月22日日曜日

たくあんとバツの日常閻魔帳 第一話 感想


週刊少年ジャンプ2016年24号 新連載 第一話
『たくあんとバツの日常閻魔帳』 井谷賢太郎


前回の読切版の感想はこちらです。
(→http://comic-impression910.blogspot.com/2015/11/blog-post.html)

NEXT版・本誌読切ときて見事新連載がスタートしましたこの作品。
前回の読切版の感想でも書いた通り、レベルの高い作品であった訳ですので納得はできました。

人に取り憑き、人の悪意に手を貸す「鬼ノ怪」を裁きにきた閻魔大王の娘バツと日常が大好きな多九朗(たくあん)のコンビが怪事件を解決していく推理モノです。

・たくあん君が「悪意」を暴く事で、閻魔大王の力が未熟なバツでも裁く事ができるようになる
・たくあん君には地獄の鬼が憑依しており、鬼ノ怪憑依自体は裁きの対象なので罰としてバツの獄卒として過ごさなければいけない

というこの二人がコンビとして組む理由も分かりやすいですよね。
『ネウロ』、『ムヒョロジ』になんか似ている、たくあん君が既に「悪意」に囚われ憑依されているっていう『NARUTO』を始めとしたよくある設定だったりと色々な作品に既視感を感じてしまうからこそ逆に読みやすいんじゃないかなって思います。


前回の読切版感想で書いた、たくあん君の「悪意」も分かりやすく描かれていて、より完成度が上がっていましたし、たくあん君とバツのキャラも分かりやすかったので第一話としてはかなり良かったのではなかったのでしょうか?? 説得力があるっていうんですかね、こういうの。
私は面白かったです!
それと、井谷先生の女の子の下半身に対する拘り?もなんとなく伝わってきましたよね。私はそういうの嫌いじゃないです笑

ただ、上に挙げた作品に既視感を感じるって事はそれらの作品と比べられちゃうって事ですし頑張って頂きたいです。 『ムヒョロジ』とか『ネウロ』とかと特に比べられそう感じ。


井谷先生のご活躍をお祈りしております!

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