2015年11月1日日曜日
たくあんとバツの日常閻魔帳 感想
週刊少年ジャンプ2015年48号 センターカラー読切四連弾・第三弾
『たくあんとバツの日常閻魔帳』 井谷賢太郎
なんとなく見覚えがあったので調べましたところ、 ジャンプNEXT!! vol.1 に掲載されていたらしいです。
たくあん君の設定とかバツの閻魔モード?への変身方法とかが変わってました。(これについては後で触れます)
とりあえず設定についてですが
・閻魔の娘であるバツの父親の閻魔が殺されてしまった為、「鬼の怪」が現世に侵入し悪意を持った人間に憑依することで事件が起こる。
・ただの人間が「鬼の怪」に太刀打ちできるハズないですが、たくあん君は過去に家族を「鬼の怪」に殺されておりその時の憎しみで鬼に憑依されている。その際日常の大切さを実感した。
・バツが閻魔モード(「鬼の怪」を裁く際の姿)に変身するには、「悪意」を暴く必要がある。閻魔の娘であり、まだまだ未熟なバツの手助けをたくあん君がしている。
と、どれも分かりやすかったです。
内容の方は、ザ・読切って感じではなく連載中の一話って感じがしました。
読切は読切としてまとまってた方が私は好きですけどね~日常系の読切ってこういう方式の方が普段の感じが伝わるからいいのかな??
気になったところがあるんですが、、
たくあん君の「悪意」っていうのは非日常を起こす「鬼の怪」に対する憎しみだと思うんですけど、バツが殺されてしまったと思って「悪意」に捕らわれて蛇男を殺そうとするシーン。
たくあん君が自我を失ってるっぽい描写はあるんですがもうちょっと迫力が欲しかったなぁって感じがしました。
その後の冷静になっていく感じは好きだったんですが、もうちょっとたくあん君の「悪意」をはっきり描写して欲しかったかな~
今回の感じも別に嫌いな訳じゃないんですが、読切版だと鬼っていうのは結構上位の「鬼の怪」らしいので人間の高校生の体(意識)ぐらい乗っ取っても不思議じゃないよな~ってなんとなく思ったので。(『NARUTO』の九尾みたいな)
そこらへんはNEXT版の方が描かれてたかも。。
NEXT版と変えた設定で、NEXT版では閻魔モード?に変身する際にたくあん君の「悪意」を血と一緒に取り込む(血を吸う)必要があったんですがあれは変えて良かったと思います。
テンポ悪かったし、今回の読切版みたいに「悪意」を暴けば変身可能って方が良いよね!
NEXT版と今回の読切の両方を読んでかなりこの作品を気に入ったのでいつもよりちゃんと感想書いてみました。
変身とか妖怪とか、最近ハマってる『独裁者ジーク』みたいな血を使った技だったりと好きな要素が多めにあるんですもん!!
井谷先生の次回作お待ちしております!!
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